Ryota YAGI, Ph.D.
文教大学国際学部教授。博士(経営学)。
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科企業システム専攻博士課程修了。
専門分野は経営学(経営戦略論、マーケティング論、リスクマネジメント論)。
総務省地域力創造アドバイザー。
日本リスクマネジメント学会理事。埼玉県警備業協会理事。
2022年4月、総務省地域力創造アドバイザーに就任しました。
自治体に対するコンサルティング費用を国が負担いたします。
自治体関係者のみなさま、ミュージックツーリズムを通じたまちづくり、地域活性化にご興味ございましたら、お気軽にご相談ください。
○コンサルティング内容:
■観光振興・交流
・ミュージックツーリズムを通じた新たな観光資源の創出
■関係人口の創出・拡大
・ミュージックツーリズムを通じた滞在・活動の場づくり
・ミュージックツーリズムを通じた地域と関係人口の協働
■シティプロモーション・地域PR
・ミュージックツーリズムを通じた地域ブランディング
○対象市町村:
①3大都市圏外の市町村
②3大都市圏内の市町村のうち、条件不利地域を有する市町村、定住自立圏に取り組む市町村及び人口減少率が高い市町村
※令和3年度より3大都市圏外の都市地域等も対象とするよう地域要件を拡充
○財政措置の内容:
市町村外在住の外部専門家を年度内に延べ10日以上又は5回以上招へいして、地域独自の魅力や価値を向上させる取組を実施した場合に、市町村に対して特別交付税措置をする。
■1市町村当たり、以下に示す額を上限額として、最大3年間
◇ 民間専門家等活用 (5,600千円/年)
青森県八戸市主催のシンポジウム『ミュージックツーリズムセミナー』にて、「音楽×観光×スポーツ ミュージックツーリズムで八戸を元気に!」というテーマで講演を行い、スポーツや観光関係者ら約70人が参加しました。また、熊谷雄一八戸市長(写真左下)を表敬訪問し、都市戦略としてスポーツ、音楽、観光が融合した「八戸モデル」の可能性などについて提案しました。八戸市は、スポーツ・文化芸術の振興によるまちづくりを推進しており、私も支援させて頂いております。
【産学連携プロジェクト】八木ゼミナールが音楽イベント制作に挑戦。
経済学部経営学科の八木ゼミ(新松戸キャンパス 2年生20名)は、音楽を通じた地域貢献を目指し、小学校、児童養護施設、介護福祉施設等で音楽活動を展開している「リトルクラシック in KAWASAKI」(神奈川県川崎市 代表:大類朋美)とともに、産学連携によるプロジェクト学習(PBL)として、「音楽劇マクベス アートマネジメント・プロジェクト」を開始いたしました。八木ゼミの2年生20名が、「子どもから大人まで楽しめるシェイクスピア音楽劇マクベス」(文化庁「ARTS for future! 2」対象事業)のマーケティング戦略(PR、公演コンテンツ)を考案・実施するとともに、子どもたちへのダンス指導(当日の出演含む)、当日の運営業務(受付、プログラム渡し、誘導、ステージ補助、小道具) などを行います。
■プロジェクト立ち上げの目的
本プロジェクトは、学生が音楽公演の企画運営というアートマネジメントの実践を通じて、マネジメントについての理解を深めることを目的としています。また、リトルクラシックin KAWASAKIの大類朋美ディレクターや伊志嶺絵里子講師などの専門家から音楽企画の立て方やステージ運営などを実地で学びながら、実学教育の一環として、アートプロデュース能力を身に付けます。さらに、音楽を通じて、子どもたちの心豊かな人間形成と豊かな地域社会の創造に貢献する作品づくりを目指します。
■公演概要
子どもから大人まで楽しめるシェイクスピア音楽劇「マクベス」
「野心に後押しされて、次々に大罪を犯すマクベス。400年以上前にシェイクスピアが描き出す人間像は、戦争は悲劇だとわかりつつも止めることのできない今の我々に何を語っているのでしょう。音楽が描き出す世界とともに『見て・聴いて・考えて』いく音楽朗読劇」
【公演日程・会場】
2022年11月19日(土)開場13:30 開演14:00
会場:糀ホール(神奈川県川崎市高津区溝口3-11-15)
チケット:一般3,000円 高校生以下2,000円
チケット予約&お問い合わせ:littleclassic@forms-jp.com
【リトルクラシック in KAWASAKI】
ピアノ:大類朋美
フルート:原田佳菜子
クラリネット:塚本啓理
【ゲスト】
パーカッション:初鹿野翔
俳優・演出家:Ash
【運営・マーケティング】流通経済大学経済学部経営学科八木ゼミナール(新松戸キャンパス 2年生20名)
■流通経済大学ホームページ
https://www.rku.ac.jp/news/35937/
■リトルクラシックin KAWASAKIホームページ
渋谷区桜丘周辺地区まちづくり協議会主催の『まちづくりフォーラム』にて、「音楽によるまちづくり」というテーマで講演を行いました。音楽まちづくりの新しい潮流である「ミュージックシティ(音楽都市)」の概念や、海外の先駆的なミュージックシティとして知られるオースティン市(米国テキサス州)の事例を紹介するとともに、渋谷の音楽まちづくりの可能性について探りました。
■渋谷区桜丘周辺地区まちづくり協議会
7月14日(木)、経済学部八木ゼミ(新松戸キャンパス 2年生20名)が東京都江東区にある日本通運株式会社の最先端物流施設「NEX-Auto Logistics Facility(NEX-ALFA)」見学を実施しました。NEX-ALFAは、AI・IoT技術を活用した最新物流機器を導入し、省人化・自動化推進を目指した最先端の物流施設です。
学生たちは、まずプレゼンテーションルームで、物流業界を取り巻く環境の変化と、直面する様々な課題、とりわけ、少子化・人口減少に伴う深刻な労働力不足という課題解決のために、物流現場で求められている自動化・省人化の動きについて説明を受けました。その後、最先端物流施設へ移動し、同施設で取り扱うアパレル関連商品の入庫から保管、ピッキング、梱包、出庫に至るまでの作業工程内で実稼働している最先端物流機器・設備を見学しました。
■流通経済大学ホームページ
本書は、八木ゼミナールが、教育・出版事業を手がける株式会社masterpeace(東京都港区、窪田篤代表取締役社長)とともに、2021年4月から2022年3月までの1年間をかけて取り組んだ産学連携によるPBL(課題解決型学習)プロジェクト「大学生による起業家インタビュー本出版プロジェクト」の成果です。今注目されている、スポーツビジネスの力でさまざまな社会課題を解決する動きに目を向け、実際にスポーツの分野で起業された方々の話から、スポーツ起業の幅広い可能性を学べる内容となっています。
音楽には、人と人をつなげ、まちににぎわいと活力をもたらす力がある。現在、「MUSIC CITY(音楽のまち)」を掲げ、音楽の力で地域活性化に取り組む地域も多い。今回のフォーラムでは、「音楽と教育」をテーマに、地域における音楽教育の実態、影響・効果、課題について考える。地域振興関係者、自治体関係者、音楽業界関係者の皆様はぜひご参加ください。
総合司会&企画コーディネート:八木良太(流通経済大学経済学部教授)
14:45 開場
15:00~15:10 開会挨拶・趣旨説明 八木良太(流通経済大学経済学部教授)
15:10~15:40 講演①「地域での社会貢献・人と音楽でつながる―リトルクラシックin Kawasaki の活動から―」大類朋美氏(リトルクラシック in Kawasaki ディレクター )
15:40~16:00 講演②「地域における音楽文化発展の系譜―川崎市を事例に―」椎葉克宏氏(一般社団法人コンサートプロモーターズ協会)
16:00~16:20 講演③「地域における著作権教育」大塚寛樹氏(江戸川大学社会学部准教授)
16:20~17:00 パネルディスカッション「地域における音楽教育について考える」ファシリテーター:八木良太、パネリスト:大類朋美氏・椎葉克宏氏・大塚寛樹氏
17:00~17:10 閉会挨拶 椎葉克宏氏(一般社団法人コンサートプロモーターズ協会)
自治体通信ONLINEで「ミュージックツーリズムで新しい地方の時代を拓く自治体」をテーマに連載を開始しました。
佐賀県唐津市主催のシンポジウム『音楽と観光 ミュージックツーリズム座談会』にて、「ミュージックツーリズムとは何か」というテーマで講演を行いました。また、2022年5月に唐津で開催されるキャンプと音楽が融合したフェス「Karatsu Seaside Camp」に向けて、フェス主催者のVILLAGE INC (ヴィレッジインク)橋村和徳社長、唐津市未来づくり研究会の山口剛さんとともに、唐津の魅力と音楽が融合することの可能性について議論しました。当日は、会場参加とオンライン参加による約50名の方々が参加されました。唐津市は、現在、ミュージックツーリズムで地域活性化を目指す「ミュージックコミッション」を構想中で、私もコミッション実現に向けて支援させて頂いております。
企業の復元力(レジリエンス)の向上と、幸福感―生産性を両立する幸福経営学のために、リスクマネジメントをどのように行うべきかを保険論・経営学・法学などの多様な視点から22名の著者が分析。[全318頁]。
第13章「ソーシャル・リスクとコーポレートガバナンスに関する一考察―ナイキのステークホルダー・マネジメント分析を通じて―」(p.198~p.212)を執筆。グローバル企業が直面するソーシャル・リスクに焦点を当てながら、コーポレートガバナンスにおけるステークホルダー・マネジメントの重要性について論じています。
編著者:上田和勇、共著者:上田和勇、亀井克之、八木良太他。
北海道新聞(10月6日朝刊)の「水曜討論」で、ロックバンド「フラワーカンパニーズ」のグレートマエカワさんとコロナ時代の音楽イベントのあり方について論じています。Link
「新型コロナウイルス禍で多くの音楽イベントが中止される中、8月に野外音楽フェスティバル「NAMIMONOGATARI2021」(愛知県常滑市)などが強行され、強い批判を浴びた。9月末で緊急事態宣言が解除され、イベントの制限も緩和されたが、今後の見通しは不透明だ。コロナの時代に、生の音楽に触れる機会をどう守るか。年間100本前後のライブを行ってきたベテランロックバンドのリーダーに思いを聞くとともに、音楽フェスと地域活性化を論じた著書があり、リスクマネジメントにも詳しい大学教授に、大規模イベントのあり方について語ってもらった。」
読売新聞からの取材を受けて、読売新聞(夕刊9月18日)の『スパソニ、酒類販売禁止・間隔空け着席…観客「迷いあったが対策取られていると」』にコメントしました。Link
日経ビジネス(6月28日発行)の特集「あなたの知らないソニー」にコメントが掲載されました。ソニーの音楽事業部門が成長を続ける理由について解説しています。
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/mokuji/00126/
高知県文化財団主催のオンラインセミナー「高知県文化人材育成プログラムVol.6」にて、『ミュージックツーリズムを通じた地域活性化の可能性』というテーマでの講演とともに、オンライン参加の高知県民の方々とミュージックツーリズムの具体的な実践方法や音楽イベントのPRなどについての活発なディスカッションを行いました。
総合司会&企画コーディネート:八木良太(流通経済大学経済学部准教授)
12:45 開場
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明 八木良太(流通経済大学経済学部准教授)
13:10~13:50 講演①「コロナ禍における音楽イベントの取り組み」北川潤一郎氏(高槻ジャズストリート発起人ボランティア)
13:50~14:30 講演②「コロナ禍における舞鶴ミュージックコミッションの挑戦」森下直哉氏(舞鶴市産業振興部観光振興課/舞鶴ミュージックコミッション)
14:30~14:50 総括「ウィズコロナで変わる音楽イベントと音楽まちづくり」椎葉克宏(一般社団法人コンサートプロモーターズ協会)
14:50~15:00 閉会挨拶 椎葉克宏(一般社団法人コンサートプロモーターズ協会)
共同通信社・上野敦記者の取材を受けて、著書『それでも音楽はまちを救う』の紹介およびミュージックツーリズムに関する記事が「上毛新聞」に掲載されました。
共同通信社・上野敦記者の取材を受けて、著書『それでも音楽はまちを救う』の紹介およびミュージックツーリズムに関する記事が「南日本新聞」に掲載されました。
共同通信社・上野敦記者の取材を受けて、著書『それでも音楽はまちを救う』の紹介およびミュージックツーリズムに関する記事が「京都新聞」に掲載されました。
共同通信社・上野敦記者の取材を受けて、著書『それでも音楽はまちを救う』の紹介およびミュージックツーリズムに関する記事が「新潟日報」に掲載されました。
共同通信社・上野敦記者の取材を受けて、著書『それでも音楽はまちを救う』の紹介およびミュージックツーリズムに関する記事が「山梨日日新聞」に掲載されました。
2020年10月10日(土)に佐賀県唐津市で開催されたシンポジウム『音楽×観光×唐津~おんがくとからつの融合~』の様子が地元佐賀新聞に掲載されました。
佐賀県唐津市主催のシンポジウム『音楽×観光×唐津~おんがくとからつの融合~』にて、「ミュージックツーリズム~音楽と地域経済~」というテーマで講演を行いました。当日は、会場参加とオンライン参加による約40名の唐津市民の方々が参加されました。唐津市は、現在、ミュージックツーリズムで地域活性化を目指す「ミュージックコミッション」を構想中で、私もコミッション実現に向けて支援させて頂いております。
日本商工会議所発行の『会議所ニュース』(2020年9月21日) に『それでも音楽はまちを救う』の書評が掲載されました。
公明新聞からの依頼を受けて、ミュージックツーリズムに関する記事を寄稿しました。コロナ禍におけるミュージックツーリズムの新たな取り組みについても解説しています。
「ミュージックツーリズムという新提言」「アフターコロナは音楽と地域観光が花開く!音楽の力で、地域経済はもう一度やり直せる」
「地方創生」が謳われて6年。日本各地で、故郷を救うべく有志が立ち上がっていた。その熱意が結実し、さまざまな音楽イベントが生まれ、活況を呈している。彼らはいかにして、イベントを成功に導いたのか? 人々を熱狂させ感動を与える音楽の力を、観光業に取り入れることで、地域経済はもう一度やり直せる。そこには、新型コロナウイルス禍に見舞われた地方を救うヒントもあった。音楽を愛するすべての人の思いが、活気を失ったまちに大きな波を呼び込む。詳細な調査で迫った、地域再生の現場。」
【目次】
はじめに
第一章 世界に学ぶ音楽観光
第二章 音楽観光で成功を収めた日本の先駆者たち
第三章 音楽でまちを救うために~ミュージックツーリズム実践編~
第四章 音楽イベントのリスクマネジメント
第五章 まちはコロナ禍といかに闘ったか
おわりに
参考文献
本書は、日本における音楽起業家の実像に迫った本です。欧米では、スポティファイやパンドラのような、音楽と最新テクノロジーが融合した事業を展開するベンチャー企業が続々と誕生しています。日本でも徐々にそうした野心的な音楽ベンチャー企業が増えつつあります。こうした音楽に関連する事業を新規に立ち上げる人びとを「音楽起業家」と呼びます。本書は、教育や福祉といった非営利の事業も含めた音楽起業家に対して、「なぜ音楽で起業したのか」「何を実現したいのか」「困難や苦労をどのように乗り越えたのか」「起業家に必要なものとは何か」「起業を志す若者への提言」などの問いを投げかけつつ音楽起業家の実像に迫ります。音楽起業家にも、迷いや惑い、不安、悩みはありますが、彼らの起業ストーリーに悲壮感はなく、前向きなエネルギーで満ち溢れています。起業論としてだけでなく、人生論としても楽しめる本です。
【本書に登場する音楽起業家】
・文原明臣(nana music)
・柴田萌(リリムジカ)
・弘石雅和(ユーマ/Pinc)
・西尾周一郎(クレオフーガ)
・堀口直子(アリアミュージックオフィス)
・稲毛謙介(テンペストスタジオ)
・大類朋美(リトルクラシックin KAWASAKI)
・西村謙大(CotoLab.)
音楽には人と人をつなげ、まちにうるおいと活力を与える力がある。現在では、「MUSIC CITY(音楽のまち)」を掲げ、音楽の力で地域活性化に取り組む自治体も多い。そこで、本シンポジウムでは、「ローカルアイドル」、「ミュージックツーリズム」、「音楽アリーナ構想」という3つのトピックを取り上げ、音楽によるまちづくりの方法とその振興について考える。
総合司会:八木良太(尚美学園大学芸術情報学部准教授)
13:00~13:10 開会挨拶 原田保(地域デザイン学会理事長)
【トピック1:ローカルアイドル】
13:10~13:30 「ローカルアイドルによるまちづくりの可能性」石松宏和(日本経済大学大学院経営学研究科教授)
13:30~14:10 「仙台ローカルアイドル 美人餅屋の事例」大内万凛氏(美人餅屋)、石松宏和(日本経済大学大学院経営学研究科教授)
【トピック2:ミュージックツーリズム】
14:10~14:30 「ミュージックツーリズムの概念とその可能性」八木良太(尚美学園大学芸術情報学部准教授)
14:30~15:10 「ロックフェスによるシティプロモーション:1000人ROCK FES. GUNMAの挑戦」柄澤純一郎氏(1000人ROCK FES. GUNMA実行委員長)
15:10~15:20 休憩
【トピック3:音楽アリーナ構想】
15:20~15:40 「音楽アリーナ構想は街を活性化させるか」椎葉克宏(oricomME雑誌事業本部長)
15:40~16:20 「ヒトと街と音楽と~“イイカンジ”は持続可能か?」長井延裕氏(コンサートプロモータズ協会ライブエンタテインメントラボ客員研究員)
【パネルディスカッション】
16:20~17:20 テーマ「音楽によるまちづくりの方法と振興を考える」
大内万凛氏(美人餅屋)
柄澤純一郎氏(1000人ROCK FES. GUNMA実行委員長)
長井延裕氏(コンサートプロモータズ協会ライブエンタテインメントラボ客員研究員)
椎葉克宏(oricomME雑誌事業本部長)
日本リスクマネジメント学会誌『危険と管理 第50号』(2019年6月15日発行)に学術論文「コンサートイベントのセキュリティマネジメント:警備業に基づくリスクコントロール」(査読付き)が掲載されました。PDF
朝日新聞からの取材を受けて、朝日新聞(朝刊4月13日)の社会面ニュースQ3『Perfume、海外有数のフェスに 狙い目は』にコメントしました。Link
朝日新聞からの取材を受けて、朝日新聞(朝刊4月3日)の経済面『レコード会社 進む多角化 アニメ・教育・・・音楽伸びず』にコメントしました。Link
公益社団法人日本観光振興協会の季刊誌『観光とまちづくり』(2019.1 WINTER 534号)に「ミュージックツーリズム」の記事を寄稿しました。地域観光を後押しするミュージックツーリズムの考え方、ミュージックツーリズムが与える影響、国内ミュージックツーリズムの先進事例、デスティネーション・マーケティングとしてのミュージックツーリズムなどについて解説しています。Link
国立音楽大学で開催されたJASRAC寄附講座『音楽著作権法入門講座』にて、「音楽著作権ビジネスの可能性」(第14回 12月21日)をテーマに公開討論会を行いました。音楽業界が取り組むべき3つの課題として、ビジネスモデルの変化への対応、国際化、新規事業の創出を取り上げて議論しました。ホームページ
司会:久保田慶一(国立音楽大学副学長)
コーディネーター&パネリスト:八木良太(尚美学園大学准教授)
パネリスト:美甘純(スペースシャワーネットワーク)
瀬古和博(JASRAC常務理事)
鹿児島大学産学・地域共創センター 知的財産・リスクマネジメント部門主催の第3回知財セミナーにて、「音楽ビジネスの新展開-音楽著作権ビジネスとミュージックツーリズムに焦点を当てて-」をテーマに、インターネット時代の音楽著作権ビジネスと、音楽事業と観光事業が融合したミュージック ツーリズムに焦点を当てながら、音楽ビジネスの今後の展開について講演を行いました。
日本観光研究学会誌『観光研究 第30巻第1号』(2018年9月30日発行)に学術論文「ミュージックツーリズムの概念と日本導入の可能性に関する一考察」(査読付き)が掲載されました。PDF
日本リスクマネジメント学会誌『危険と管理 第49号』(2018年6月15日発行)に学術論文「リスクテイキングの組織論的考察」(査読付き)が掲載されました。PDF
週刊誌『サンデー毎日 2018年7月8日増大号』(毎日新聞出版)のNEWS NAVI『音楽ファンに愛された人気施設 中野サンプラザ解体に「待った」』にコメントが掲載されました。アーティストや音楽業界にとっての中野サンプラザの存在意義についてコメントしました。Link
保険毎日新聞からの依頼を受けて、日本におけるリスクマネジメント研究の第一人者である亀井克之先生(関西大学社会安全学部教授)が上梓された『決断力にみるリスクマネジメント』の書評を寄稿しました。この著書は、大塚家具の親子対立による事業継承問題、雪印の集団食中毒事件、東芝の不正会計問題、ベネッセコーポレーションにおける情報漏えい事件、横浜マンション傾斜問題、フォルクスワーゲン・三菱自動車のデータ改ざん問題など、社会的に大きな注目を集めた20のケースを扱っており、これらの事件や事故、問題が生じた背景事情や要因について、リスクマネジメントの観点から詳しく解説するとともに、リスクにどう対応すべきか、適切なリスクマネジメントについて論及しています。リスクマネジメントの専門家だけでなく、「リスクマネジメントとはどういうものか」を理解したいと考えている初学者の方にも最適な書籍です。PDF
横浜国立大学で開催されたJASRAC寄附講座『コンテンツ産業と法制度』にて、「音楽産業の再成長戦略:ミュージックツーリズムの実践」と題した講義を行いました。音楽事業と観光事業が結合した「ミュージックツーリズム」の概念、イギリスの調査報告、日本における導入の可能性、ミュージックツーリズムの実践例(石川県・加賀温泉郷フェス)等について、経営学者の立場から講義しました。ホームページ
経済誌『エコノミスト 2017年7月18日特大号』(毎日新聞出版)の記事『ソニー レコード人気再燃で29年ぶりに生産開始』にコメントが掲載されました。アナログレコード人気の復活を受けて、ソニーがレコードの自社生産を29年ぶりに再開した背景についてコメントしました。Link
【基調講演】
「ミュージックツーリズムの概念と日本導入の可能性」八木良太(尚美学園大学芸術情報学部 准教授)
【講演】
「タスキ・ツアーズの事業構想と今後の展開」加藤健(エイベックス・トラベル・クリエイティヴ株式会社 代表取締役)
「音楽フェスを活用した地域観光完成化」萬谷浩幸(よろづや観光株式会社 談表取締役・加賀温泉郷フェス実行委員長)
「クールジャパン政策とコンテンツを活用した産業振興」平井淳生(経済産業省文化情報関連産業課 課長)
【パネルディスカッション】
川瀬真(横浜国立大学成長戦略研究センター 客員教授)
八木良太(尚美学園大学芸術情報学部 准教授)
加藤健(エイベックス・トラベル・クリエイティヴ株式会社 代表取締役)
萬谷浩幸(よろづや観光株式会社 談表取締役・加賀温泉郷フェス実行委員長)
平井淳生(経済産業省文化情報関連産業課 課長)
横浜国立大学で開催されたJASRAC寄附講座『コンテンツ産業と法制度』にて、「音楽産業の再成長戦略」と題した講義を行いました。音楽事業と観光事業が結合した「ミュージックツーリズム」の概念、イギリスの調査報告、日本における導入の可能性等について、経営学者の立場から講義しました。ホームページ
『音楽産業 再成長のための組織戦略:不確実性と複雑性に対する音楽関連企業の組織マネジメント』(東洋経済新報社、2015年7月)が日本リスクマネジメント学会賞(優秀著作賞)を受賞しました。
日本リスクマネジメント学会概要:
日本リスクマネジメント学会は1978年に設立され、日本学術会議法第18条に基づく、わが国唯一のリスクマネジメントに関する公認学術研究団体で、日本経済学会連合と経営関連学会協議会に加盟している。
横浜国立大学で開催されたJASRAC寄附講座『コンテンツ産業と法制度』にて、「音楽産業 再成長のための組織戦略」と題した講義を行いました。厳しい経営環境に陥っている音楽産業が今後再成長するために必要な経営課題として、360度ビジネスという新しいビジネスモデルへの早期の対応について言及するとともに、それを実現するための戦略として外部企業との積極的な戦略的提携を提案しました。また、音楽事業と観光事業が融合した「ミュージックツーリズム」の概念を紹介し、音楽産業における新事業創出の可能性について探りました。ホームページ
経済誌『エコノミスト 2016年1月26日号』(毎日新聞出版)に「音楽ビジネスの革新に挑んだデビッド・ボウイ」と題して寄稿しました。先日、逝去した世界的ロック歌手デビッド・ボウイの貢献について、著作権の証券化や音源のオープン化などの音楽ビジネス的観点から解説しています。Link
経済誌『エコノミスト 2015年11月3日号』(毎日新聞出版)に「音楽著作権をめぐるエイベックス vs JASRAC:JASRAC独占に風穴 権利者主導の改革へ」と題して寄稿しました。JASRACから離れて独自の著作権管理事業に着手したエイベックスの真のねらいについて解説しています。Link
本書は、音楽CDの売上が15年で半減するという厳しい市場環境の中で、レコード会社をはじめとした音楽関連企業が不確実性と複雑性の問題にいかに組織的な対応を行ったのかについて解き明かしています。
これまでの音楽産業研究では、音楽ビジネスの不確実性に対する分析枠組みとして文化産業システムアプローチが採用されてきましたが、21世紀に入ってからの複雑性に対する分析枠組みはいまだ提示されていません。その現状を踏まえて、本書では複雑性の分析に有用なコンフィギュレーションアプローチを提示しています。複雑性の時代を迎えて、音楽関連企業が生き残るためには、文化産業システムとコンフィギュレーションという2つのアプローチに基づく組織マネジメントの実践が不可欠であると考えます。
また、現在、音楽産業は「文化」側から「商業」側に振れた組織マネジメントに移行しようとしており、それに伴い「文化と商業のジレンマ」がさらに増幅する可能性があります。その中で、音楽産業が再生を図りながら持続的成長を実現するには、文化と商業のジレンマを解消して、文化と商業を結びつける必要があり、そのためには豊かなクリエイティブ能力と高度なマネジメント能力を併せ持ったコンテンツプロデューサーを育成することが重要です。
本書は、音楽ビジネスはもちろんのこと、他のコンテンツビジネスのこれからの経営にも有益な示唆を与えるものと考えます。音楽はじめ、映画、放送、出版、アニメ、ゲームなどのコンテンツビジネスやICTビジネスの研究者や実務家にとってのおすすめの書です。
【推薦の言葉】山倉健嗣(横浜国立大学名誉教授・大妻女子大学教授)
「レコード会社を中心とした音楽関連企業がいかに環境の構造的変化に主体的に対応したのかについての経営学的研究として推薦する」